ピーターラビットティーパーティー

9月のピーターラビットティーパーティーは、M様のご要望により、初めての出張レッスンとなりました。自宅とは勝手の違う出張レッスン、少し不安でしたが、事前にM様と色々と打ち合わせをさせて頂いたおかげでスムーズにレッスンを行う事ができました。

アイボリーと緑を基調とした素敵なリビングルーム/ダイニングルームに通され、リトルジェントルマンのE君とご対面。その隣には、将来のリトルレディー&リトルジェントルマンのAちゃんとU君も。

到着早々ダイニングテーブルをピーターラビット一色にしたところ、E君よりもおしゃまなAちゃんの方が大喜び!とっても参加したがっていた妹のAちゃんと弟のU君をM様がなだめている間、私はE君と一緒にマナーに関する○×クイズを解きました。

私のお手製○×クイズ、ピーターと妹のコットンテールがアフタヌーンティーパーティーの誘いを受け、無事パーティーを終えて家に着くまでの間を、テーブルマナーはもちろんの事、欧米のお友達宅で気をつける点などを、物語形式で簡単に学べるようになっております。アメリカ人宅で3人の子供の世話をフルタイムでしたオペア経験を活かしながら、日本では当たり前に行われている行為が欧米ではNO!NO!という事もあるので、その辺りを中心にお子様に楽しく学んでいただけるようにテキストを工夫しました。

25問中2問しか間違わなかったE君、大変利発な男の子で私は関心するばかり!

その後、正しいナプキンの使い方、カップの持ち方、欧米式のフォーク•ナイフ•スプーンの使い方、食事中の途中退席の仕方(英語の言い回し)、欧米のお友達のご両親への挨拶の仕方等を一緒にロールプレイ式に練習をして、ティータイムに入りました。E君には「良く頑張りましたで賞」ということで、ご褒美のピーターラビットのピンバッジをつけてあげると、彼は誇らしげに大きな笑顔を見せてくれました。ティータイムは、M様、Aちゃん、U君も一緒に。

私がマシュマロ入りのココアと紅茶を淹れている間、M様と3人のお子様はピーターラビットのアクティビティーブックを楽しまれました。このアクティビティーブック、私が5月にイギリスを訪れた際、湖水地方にあるワールド・オブ・ビアトリクス・ポター博物館で手に入れてきたものです。ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター博物館では、ピーターラビットの物語の各場面が事細かく再現されており、まるで絵本の中にいるような気分が楽しめます。また作者のビアトリクス・ポターの生涯を紹介する部屋では、封建的なヴィクトリア朝時代に上流階級の娘として生まれ育ち女性は結婚して家庭に入るのが一般的だった頃、彼女がいかに斬新で画期的な人物(キャリアウーマン)であったかを、しみじみと感じる事ができたのを覚えています。

今回お子様用の茶器は、ドイツ製Reutter Porcelainのピーターラビットシリーズ、私とM様はイギリス製AynsleyのTea-for-One セット。お菓子はM様特製の洋風ドラ焼きに、私が持参したピーターラビットの小さなチョコレート。

最初M様は、「割ってしまう恐れがあるので、子供には我が家の子供用の食器で。」とご遠慮なされたのですが、私は子供に小さい頃から本物に触れさせる事は非常に大事だと考えています。そこから、乱暴に扱うと物は壊れてしまう、他人から借りた物は自分の物以上に丁重に扱う必要がある、といった事が学べると思いますし、なんといっても素敵な食器でのティータイムは格別です!もちろん各家庭の方針があるでしょうから無理強いするつもりはありませんでしたが、M様のご理解を得る事ができたので、私の持参した茶器を使用しました。

M様は、「こんなにゆっくりと、お茶したのは何年ぶりでしょう。」とおっしゃり、非常にリラックスしたお顔で紅茶を楽しまれていました。そんなママの優しい笑顔を見たからでしょうか、E君、Aちゃん、U君、皆とてもお行儀良く、私もいつかこんな家庭を築ける事ができたらいいなと母性本能をくすぐられた一日でした。

M様、E君、Aちゃん、U君、ほんわり温かい素敵な時間を共有して下さり、どうも有り難うございました。

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